スタッフブログ
09年08月のブログ記事一覧
ジャケット1
2009年8月10日 10:00
こんばんはにしのです。
ジャケット作っています。
袖完成しました。ボタンホールが難しいです。
前より少し早くできるようになりました。
他の所は前回の課題をクリアしつつ早く作るようにと思っています。
Marriage記念 特別フォーマルフェア開催!
2009年8月 9日 10:00
秋~冬へ向けたフォーマルフェアを開催いたします!
先日も書きましたが・・・実は、中部経済新聞のファッションコラムでもおなじみの弊社専務が、この秋に結婚を控えておりまして・・・。
(社内のことでスミマセン)
テーラー神谷としても、正調のフォーマルスタイルをより一層大切にしていきたいと考えております。
期間中に限り、日頃はお値引きをほとんどしないフォーマルウェアを、お値打ちにお仕立ていただくことのできる機会となっております
例えば・・・
イタリアが世界に誇る、超有名ブランド、エルメネジルド・ゼニア。
原毛からの一貫生産で、非常に高いクオリティをキープする名門ブランドの中でも最高級素材の「トロフェオ」という素材がございます。
コチラを15%OFF!という特別価格でのご奉仕!
・・・某通販番組みたいなご説明になってしまいましたが、めったにない価格でご紹介できるチャンスです!
この機会にこんなシックなフォーマルスタイルはいかがでしょうか?
ご来店をお待ちしております!
神谷亜紀子
世界の著名人から学ぶスーツスタイル11回 英国紳士の着こなし
2009年8月 8日 10:00
中部経済新聞に連載しております「世界の著名人から学ぶスーツスタイル」
今回は、弊社専務の神谷昭一郎が昨年修行に行っていたスーツの本場、英国サヴィルロウの着こなしに関してです。
ご存知の方も多いと思うのですが、サヴィルロウはロンドンのなかで仕立て屋や、生地商が集まる通りとその周辺を指す地名です。
英国のちょっと古い本を読んでいると、オシャレで体にぴったりの服を着た人を「サヴィルロウから飛び出してきたような若紳士」と書いてあったりします。
そんな「仕立て服の本場」のなかでも世界のVIPを顧客にもつギーブス&ホークスで学んだ着こなしとは…?
私は昨年、ロンドンのサヴィルロウ(背広の語源とも言われています)にある「ギーブス&ホークス」という世界的に有名なテーラーで修行をしてきました。
記事中の写真は「ギーブス&ホークス」元社長(現会長)です。
スーツの本場、イギリスのなかでもまさにトップランクのお店で、チャールズ皇太子をはじめ、世界中の王族やセレブ達を顧客に抱えています。
その経験のなかから英国紳士のスーツスタイルに関して感じたことを今回は挙げてみましょう。
基本的に英国紳士は派手な色をスーツやジャケット、パンツといった大きなアイテムに使用することを好みません。
あくまで第一印象はベーシックな色柄を使います。スーツであればブラック、グレー、ネイビーやブラウンを基調にしています。水色、オレンジ、真っ白といった色は選ばない人が多いのです。
何人かのテーラー達とパブに行った時、イギリス人のテーラーが派手な色のジャケットを着ている人を見ると「あの紳士はイギリス人じゃない。イタリア人じゃないか」と言ったことを思い出します。
しかし、イギリス人はそういった派手な色が嫌いかというと、そういうわけでもないようです。
スーツやジャケットをオーダーして、裏地に派手な色柄を選ぶ英国紳士をよく見ました。
裏側に凝るなんて、日本人の美意識と近いもの感じてしまったものです。
また、赤やピンクのソックスを履いて、ネクタイやシャツの色と合わせてオシャレしている人もいます。
日本では、まず見かけませんが、これがなかなかオシャレで、私も帰国してからこのコーディネイトを楽しんでいます。
シャツに関しても触れてみたいと思います。クールビズの影響か、今日本で多くなっているボタンダウンのシャツはイギリスでは殆ど見かけません。
どちらかというと、古いファッションだと思われているようです。
またビジネスシーンで着るシャツには全てカフリンクスをします。
日本で一般的なように、カフスをボタンで留めるのは、カジュアルなスタイルでシャツを着る時だけなのです。
こうして“スーツの本場”英国の着こなしを挙げていると、好みがはっきりしていることが良く分かります。
そして、自分もしくは自国の着こなし・スーツスタイルに自信を持っているのです。
一方、日本人はどうでしょうか?
日本は世界でも有数のファッション消費大国です。
日本人のファッションデザイナーも世界で活躍しています。
しかし、雑誌や各メディアの影響か、一般的にはヨーロッパやアメリカのファッションを追ったり、インポートのブランドやアイテムを有難がることが多いようです。
しかし、インポートブランドで直輸入されてくるアイテムは基本的にその国の人のサイズや気候、ファッション文化に合うように作られているのです。
私は日本人のこと考えて作られているドメスティックブランドを、見直し、評価してもよいと思っています。
美術品や日本食、マンガに至るまで、日本発信の文化は大きく認められているのは皆さんご承知の通りです。
そろそろ日本人が自らのファッションセンスを信じて、スーツスタイルを着こなしても良いのではないでしょうか。
日本のビジネスシーンにオレンジのパンツや、水色のジャケット等、派手な色は難しいかもしれません。
はじめに挙げましたように、イギリスの着こなしはとても参考になる点が多いと思います。
“本場”には敬意を払い、参考にしつつも、これからは日本人として自分の美意識を信じてスーツを着て、出勤してみてはいかがでしょうか。
自分を信じて仕事をする一日は、きっと価値のあるものになるのではないでしょうか。
<中部経済新聞 2009年8月1日掲載>
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