こんにちは黒木です☆

今日は、『スーツの百科事典』（著者：出石尚三　発行社：有限会社万来舎　2010年）　

より、偉人たちが残したスーツに関する名言をご紹介します。


「 スーツの本来あるべき姿を無視して乱用すれば、

スーツはスーツではなくなり、スーツを着た時のパワーが失われてしまうにのだ。」

　　ハーディ・エイミス

「識（し）ってしまえば、どうしても眼がいってしまうものだ。その意味では世の中には

二種類の男しか存在しない。袖口のボタンが単なる装飾である男と、

そのボタンによって袖口を開け閉じ出来る男との。つまり袖口が本式の仕立てに

なっているか否かということによって。」

　　トム・ウルフ

「１９３０年代のサヴィル・ロウ・スーツは、ほとんど理想的なバランスに完成されていた。

パットをごくわずかに入れた型の線はまことに自然であり、

ウエストを絞っていたものの窮屈ということはなく、流れるようであった。

ウィンザー公や、ダンディとして有名であったフレッド・アステアによって

広められたこのシルエットは、半世紀以上経た現在、

いさかも揺らぐことなく、基本的なスーツの型として尊敬されている。」

　ポール・キアーズ


流行は時代によって変わりますが、スーツの基本の形は何年も何十年も変わらずに

有り続けています。昔の人が言っていたことに対し、「なるほど」と思えることが

その証明だと思います。

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