皆様こんにちは。

スーツやシャツをオーダーいただくとお納めまでに

だいたい1ヶ月弱程頂戴しております。（時期によって納期は結構変動します。。）

つまり8月夏真っ盛りの時に今期の秋冬物がお店に届きます。

残暑が厳しい現時点で各ブランド概ね新シーズンの生地が出揃い、早い方だと

真冬用のコートのご注文のため来店される方もいらっしゃいます。

今年の冬はどんな季節になるのでしょうか。

私は一生涯共にするツイードのコートを仕立てようか現在迷っています。

長く着られることがテーラードが確立する優位性であるような気が致します。

所謂良いものとは一年やそこら使用してクタクタになってはいけませし

長い年月ご着用することで特別な愛着が生まれるのだと思います。

私たちはお客様に一生寄り添えるそんな逸品をご提案できればと

日々想っております。

佐藤

9月7日

9月に入り秋晴れの空を期待していますが、本日はあいにく曇天でした。
台風も近づいているようです。進路に当たる地域の皆様はお気をつけ下さいませ。

テーラー神谷といえばフルハンドメイドのオーダースーツを長きに渡り製作し続けていますが、少しでもフルハンドメイドの良さを知っていただきたくフルハンドメイドのスーツの製作工程を少しづつご紹介していきたいと思います。

既製品のスーツとハンドメイドのスーツで大きく違う工程があります。
それは・・・ハ差し！
ラペル部分の補強と綺麗なラペルの返り（ロール）を生み出すためにハ差しといわれる工程があります。
このハ差しをハンドメイドでは手縫いで行いますが、既製品ではミシンを使用して入れていきます。

ただ単に手縫いとミシンの違いだけではなく、手縫い故に指先の力加減の調節で一針毎に重なった布地達を少しづ
つ、ずらしながら縫う事によって自然とロールをするラペルが生み出されます。これによって永年着用していくスーツの衿も潰れてしまわずに立体的なラペルが維持されます。もちろん着用回数が増えていけばペタンとした平面的なラペルになる事もありますが、もともとの作りがロールするように縫われている為、クリーニング店等に依頼しなくても少しアイロンを掛けるだけで簡単に新品時の綺麗なラペルに戻ってくれます。既製品はミシンでハ差しを入れている為、平らな状態でハ差しを入れざるをえません。その後服が縫い上がってからプレス機によってラペルの形を整えながら立体的なラペルの返りを作り出していきます。その為ラペルの保形性は弱く早く潰れてしまいがちです。もちろん再度プレス機に掛ければラペルのロールを復活させる事は出来ますがその手間は大変です。
洋服の顔とも呼ばれるラペルはいつまでも美しくロールしているのが理想です。ハンドメイドスーツならそういった部分でも優れていると思います。
今回はハ差しについてご紹介しました。これからも不定期にハンドメイドの製作工程についてご紹介していきたいと思います。




テーラー神谷では大切な方へのプレゼントに最適なお誂え洋服券やお仕立券をご用意しております。大切な方への御祝いやお世話になった御礼をお考えでしたら是非当店の各種金券をご利用下さいませ。　岡部

クールビズが終わるとネクタイを締める方がまた増えてきます。

ただしフォーマルシーンや華やかなシーンでは季節にかかわらず胸元を彩るネクタイが必須な場合がほとんどです。

そんなときにひと際彩を与えるネクタイを改めて紹介させていただきます。

イタリアのネクタイブランド『STEFANO RICCI』です。

イタリア人デザイナー、ステファノ･リッチ氏によって、1972年にフィレンツェで創業したプレステージブランドです。氏はクラシコイタリア協会の初代会長を務め、イタリアファッション界の発展に貢献し、それらの活躍によりアメリカ・ヨーロッパを中心に世界中で高級ブランドとしての地位を確立しました。

同ブランドのアイコニック的なアイテムがプリーツタイです。

今回新たに無地を７色ご用意いたしました。

￥41,000+TAX

プリーツを施した上質なシルクを職人が手作業で縫い上げる代物です。

日常のビジネスシーンよりはやはり特別なシーンに身に付けたくなります。

また、贈り物にも最適ではないでしょうか。

大切な方の特別な記念日や、クリスマスプレゼントなど、きっと喜んでいただけると思います。

黒木