4月も今日で最終日。

去年の4月を思い返すと、ちょうど新型コロナが日本に入ってきて混乱を招き、

たくさんのお店さんが休業体制になって、街に人が全くいない状態だったのを思い出します。

比例して売上の方もかなり厳しく、この先どうなってしまうんだろうと、不安いっぱいで

毎日過ごしておりましたが、昨年と比べると大分、お客様にも当店に足をお運び頂き、

ご注文頂ける様になったな昨年を思うとと少しばかり安堵しております
(もちろん通常と比べるとまだまだですが）。


このコロナの影響で生活様式が変わり、ビジネスシーンでもオンラインでの商談やイベントの中止などで

スーツを着る頻度が少なくなった方もたくさん居られると思いますが、

反対にスーツを着る時には、「ちゃんとしたスーツを着よう！」と思うものだと思いますので、

その気持ちに私たちは誠心誠意応え、カッコイイスーツを作っていこうと思います！！


洋服には人を笑顔にする力がある！！！！


田中

 

      今日は、先日開催いたしましたオーダーシューズ、オーダーバッグの受注会にて
ご注文を頂きましたお客様と職人の方との打ち合わせの風景を上げさせて頂きます。


ご注文を頂きましたバッグはダレスバックです。

「ドクターズバッグ」とも呼ばれ、医者が往診の時に持ち歩く鞄としても知られています。


今回の打ち合わせのポイントは、お客様が普段、鞄の中に収納している物の収納場所と
スペース収納量の確認です。

ですので、今回お客様には普段鞄の中に入れている物を全て持ってきて頂き、職人の方には
ご注文時にお客様から御聞きした鞄に入れるものとその配置に応じた仮のポケットなどを
作成して頂きました。

またサンプルの鞄のマチは9センチですが、お客様のご要望で10センチのマチの試作品も
持ってきて頂きました。




試行錯誤の末、ポケットの配置、内側に使う皮の色、マチは長さ（11センチ）などが決まりました。


既製の鞄にも素晴らしい物はたくさんあるかと思いますが、お仕事の中で使いやすく、機能性
に優れた鞄を持つことは大事なことだと思います。


ちなみに、お客様からご注文を頂きましたダレスバッグは黒です。


完成がとても楽しみです。

昨年より当店でもお取り扱いを始めた、1897年創業の老舗博多織織元のオカノが

送り出す博多織ネクタイ。

縦にも横にも色糸を使うことによって出る奥深い色味と、「北斎」などと命名された日本伝統の

紋様の柄出しが、他のネクタイとは一線を画していることが人気のネクタイですが、

この度ファッションやアートなどのカルチャーや日本の伝統工芸品などを紹介する

雑誌Penとのコラボレーションにより、またまた素晴らしいネクタイが出来上がったとの事で

オカノ様よりご連絡いただき、当店に赤色と青色1本ずつのみ取り扱いさせて頂くことと

なりました！！

その商品がこちらです！！

この特別なネクタイは「経錦六彩(けいきんろくさい)」と名づけられ、

縦糸に6色の異なった色糸を使うことにより、いつものネクタイより一層

深い奥行きのある色味を味わって頂けます！

また柄は限りなく無地に見えますが、よく見ると「五四の市松」という市松紋様が織り込まれております。

古来用いられてきた市松の紋様は上下左右に途切れずに続くため、「永遠や発展、拡大」を意味し、

さらに五つ四つの市松を組み合わせてデザインすることで「いつ(五)の世(四)まで繁栄する」

という祈りが、この紋様に込められているそうです。

とても縁起が良いネクタイですので、大切な方へのプレゼントとしてはもちろん

ご自身へのご褒美としていかがでしょうか？

赤、青それぞれ50本の限定です！！


田中