初夏から盛夏に向けておススメの生地が沢山揃っています。
本格的に暑くなる前のこの時期にお仕立になりませんか。

ビスポークのオーダースーツを作っている仕立工房を覗いてみました。
先日ご注文頂いたＹ様のスーツの上着を作っていました。

前身、背、細腹が縫い合わさり肩も入ったところでこれから上衿を被せるところです。
写真で見えているのが肩廻りいわゆるアームホールで、芯地と肩パットは既に仕上がり線に合わせて切り揃えられています。

ここにこの写真の袖が（左右が逆ですが）付く訳です。
袖付けも気を使う工程です。
今回の生地は無地の為柄合わせは無くそれほどシビアではありませんが、それでも身頃と袖側の合印に沿って尚且つ袖がきれいに落ちる（ぶら下がる）ように付けていかなくてはいけません。神経を使います。
 

その前に衿芯がむき出しの状態の上衿に表生地を被せて衿を設えていきます。

この様に表地が被せられました。この後職人さんの手業で一針一針丁寧に纏られて完成になりますが、もう少し時間が掛かりそうです。職人さんと話した所今日はそこまでやらないみたいなのでここまでです。

今回の生地は地元一宮の国島のＫＵＮＩＳＨＩＭＡ1850のダークネイビーを使用しています。
ウール100％でハリコシのしっかりした生地ですなので仕立上がりが楽しみです。


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