ゴールデンウィーク真っ只中ですがテーラー神谷では職人が心を込めてお洋服を縫っています。

工房を覗いてみましたら、普段皆様が見られない洋服の中身を見ることが出来たのでご紹介します。

これは上着の内側のポケットを作っている途中の段階です。

裏地は既に付いていて芯地と身返しを開いた状態になります。

左上に胸ポケット、真中下に腰ポケットの袋地が見えています。

右上には内ポケットの袋地が見えています。

こちらは袖を付ける前の肩口です。

前身、細腹、後ろ身が一つになり肩パットや裏地といったパーツが組み合わさっています。

全体の印象は綺麗なそら豆型になっています。

これにより袖の稼動域を取りながらシルエットも美しくなっていきます。

この後袖が付いていくのですがここからが職人さんの腕の見せ所です。

こうして上着は完成に近づいて行きます。

本日は以上です。

 岡部