おはようございます黒木です

もう１０月も半ばを過ぎ、朝夕はだいぶ涼しく秋らしくなってきました。

そこで、もう本格的にコートを準備した方が良さそうです！

私も、今年はコートを作ろうかと考え、７月頃に生地を用意していました。

私と、他のスタッフもこのブログで紹介させて頂いた生地ですが、

英国の老舗、ハリソンズ　オブ　エジンバラの１５０周年アニバーサリーツイードです。

普段着で着たいなと思っております。

デザインをまだ決めて無いのですが、ダブルのチェスターフィールドコートか、

ステンカラーコートが候補ですが悩ましいところです。。

チェスターフィールドコートとは、一般にチェスターコートと呼ばれるものの正式名です。

その名は１８３０年代のファッションリーダー的存在であった

チェスターフィールド六世こと、

ジョージ・オウガスタス・フレディック・スタンホープが

考案した物だと言われています。

チェスターフィールドコートの特徴として、上衿のベルベットがあります。

ただお洒落のためというわけではなく訳がありまして、

ベルベットが付けられたのは１８５０年代頃と言われています。

フランス大革命の当時、革命反対派の政治家や貴族達が次々に処刑され、

ついにはルイ十六世やその妃であるマリー・アントワネットまで処刑されました。

その横暴な仕打ちに深く憤りをおぼえたイギリスの貴族らが、ひそかに抗議の意味で

黒いベルベットを縫いつけ、一種の喪章としての意味で始まったものだそうです。

単なるデザインだと思われているものにも意味とストーリーがあるのです。

そのようなことを知るとまた洋服がおもしろく感じます

オーダーコート、お薦めです！！

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