おはようございます黒木です

先日、お休みの日に行ってきました！

栄の松坂屋美術館で催されている『観世宗家展　～風姿花伝～』です。

平安時代から続く日本の伝統芸能である『能』の世界です。

現代まで２６代続く、歴代の観世宗家が所蔵してきた貴重な歴史的資料や能面、

装束などの展示でした。

装束は、着物のようなもので、鮮やかな刺繍が施され、日本の機織りの技術や歴史を感じます。

スーツと違い、直線で構築されていますが、そこに写し出される模様が

そこに立体感や華やかさを出し、美や威厳を表現しているのだと感じました。

模様に注目してみると、唐草模様や幾何学模様の他、

タンポポやスズメなど、日本を感じさせる身近な存在がありました。

タンポポは、身近な美を表現するために使われるようです。

また、能面にも種類があり、有名な般若の他役柄に合わせ、表現された面があるのをしりました。

木彫りですが、それぞれの顔には感情や動きがあり、ガラス越しに顔を近づけ

ジーッと見ていましたが、惹き付けられる不思議な感じでした。

平面的なものや硬い物に動きを出す、そう見えるようにすると言うことは簡単では

無いことは容易に分かりますが、それが可能であるということに凄みを感じます。

至近距離で見ることが出来ますが、本当に貴重で日本の宝が松坂屋で見れます。

行ってみる価値あります

そんな休日でした

そして先日、創業１５０周年を迎えた英国の老舗マーチャント　

ハリソンズ社のジェームス・ダンスフォード社長が訪社されました。

その時の写真です。左はユースケ・クロキです

長年続くということは、変わらない（変えない）ものと、時代にあわせて変えるものの

バランスを敏感に感じて動いていくことが大事なのだろうと思いました。

テーラー神谷では、大切な方への贈り物に最適な、

洋服御誂え券をご用意しております。

詳しくは当店スタッフまたはＨＰよりご確認下さいませ。