真ん中の定規

名称は「なまこ」

なまこ・・・何故なまこ。

カッターが線を引くときに使いますが、テーラーは仮縫いの時にも使います。


















 こちらのウマは足の部分の木彫りがいい味出しています。
アイロンのあたる部分は職人が何度も張替て使用しています。

本日から日曜日までテーラー神谷２階フロアでオーダーシューズ・バッグの受注会と、シューズラウンジ ゴッチの職人による靴磨きをお試しいただけます。

ご来店いただいた方は是非そちらもご覧くださいませ。

さて、お盆が終わり今期の秋冬シーズンスタートの号砲が打たれました。

そこで私も新たに１着オーダーしたものが届きました。

個人的に好きなクオリティであるHUDDERSFIELD社の「BAMBOO」。

その名の通り、竹の繊維で織り上げられた素材です。

昨年から春・秋を中心にお客様にもお薦めをしておりましたが、私自身もやっとジャケットを作りました。
グリーンの格子柄。単純な柄なのでコーディネイトの幅も広いと思っております。

フロント釦位置を少し上にして、Vゾーンをいつもよりも狭くしました。

コシポケットはプリーツ付きのパッチ＆フラップポケットにしてアクティブな印象にしました。

はっきりとした柄なので、ひねった仕様にしてもあまり目立ちませんでした。

ある程度着てプリーツが開いてきたとしても、その方が味が出て個人的には好きかもしれません。


あとは衿穴を自分で開けて完成です。

着るのが楽しみです！

黒木でした。

        今日は、今年の秋冬にお薦めなジャケット生地をご紹介します。

イタリアのチェルッティ社の人気のジャケットコレクション、オキシジェンの生地です。

素材の特徴としては、ウール46％、シルク18％、コットン14％、麻14％、ポリアミド8％
の5者混となり、異素材の組み合わせが独特の風合いを醸し出しています。

また使われている色の組み合わせも複雑で、まるで油絵のような色の奥行きを感じます。


  4色の展開となりますが、どの色も遊び心を感じるジャケット生地だと思います。

シャツ、タイの組み合わせだけでなく、ニットとのコーディネートもお楽しみ頂けると
思います。

ご興味のある方は、お気軽にテーラー神谷にお立ち寄り下さい。

テーラー神谷　市川でした。