本日は近年人気の「ストレッチ生地」をご紹介させて頂きます。

紹介させていただくのは、Tollegno(トレーニョ)1900の「3D WOOL」。

ウールにストレッチ素材が数%混紡していることで、グイッと伸び、体の動きについてきて

ストレスフリーなのです！

仕上げの雰囲気が麻っぽいので、ドライ感があり、これからの季節に

ピッタリの生地と言えます！

お値段もお手頃ですので、是非手にとって見ていただきたいです！

 

 田中

私のおすすめをご紹介させていただきます。

『Chugai Kunishima1850』



そろそろ耳なじみのコレクションになってきたでしょうか。

愛知県一宮市　1850年創業の老舗のメーカーでございます。

秋冬シーズンにもご紹介させていただきましたが、春夏シーズンに向け新たなクオリティが待望のリリースです。

２クオリティの展開です。

①Wool100%　平織り　330g/m　12柄
4プライで織り上げられており、薄くて軽い近年の夏物素材とは相反しておりますが、
程好く張りがあるために軽い仕立てにした際でもシルエットを美しく保ちやすい良さがあります。

②Wool81%＆Kidmohair19%　平織り　330g/m　8柄
ウールよりも太くてハリが強いモヘアを緯糸に使う事で、ウールとは違う張りと触感が出ます。
また、モヘア糸の色と独特なチラチラと表面に映し出され、無地でも面白みを感じていただけると思います。

日本の生地屋が考える究極の生地とは

その自問自答に応えるべく研究し続けているメーカーのコレクションです。

ぜひご覧くださいませ。

黒木でした。

 
  テーラー神谷では連日春夏の新作生地が入荷しております。

今日は新作生地の中でも独自な技術で作られた国産生地をご紹介します。

生地は日本の毛織物の産地、尾州（愛知県一宮市周辺の古称）の中外国島と糸染めの
森保染色という会社の共同企画です。

生地はデニムのようなたて落ち感を持った、少し抜け感を感じさせる独特な
雰囲気が特徴です。




通常、霜降り糸は「トップ染め」と言われる手法で、白い繊維に黒や紺、灰色などの
糸の繊維を混ぜながら紡績していきます。
ただしトップ染めだけでは、霜降り感だけに終わり、深みや色気のある霜降り感を
出すことが出来ません。

そこで独自に開発したメニック染めという特殊な染めで絶妙な霜降り感や色の
深みを作り出しています。

そしてもう一つ重要な要素があります。
「水の軟水度」です。

尾州地区を流れる木曽川の軟水度は日本一です。この軟水がメニック染めには
欠かすことが出来ません。

染め職人の感性と木曽川の恵みそれに創業160年の中外国島の製織技術が
合わさり、開発に何年もかけ、感性しました。

無地、ストライプ、格子柄の6パターンが揃っています。

実際に生地を見ていただいて方がお伝えできると思いますので、ご興味のある方は
是非、テーラー神谷にお立ち寄り下さいませ。