8月もいよいよ終わりを迎えました。明日は水曜日なのでお店は定休日です。
先週はオーダーシューズ＆オーダーバッグフェアで沢山の方にお越し頂きました。
改めてお礼申し上げます。
次回は来年2月頃を予定しておりますのでご興味のある方は頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。

さて本日はスーツの製作風景の中からネームについて。
ビスポークオーダーを始め、お仕立てでスーツを作る場合ネームはパーツの段階で入れます。
身返しと呼ばれる上着の内側で表生地の部分に入れます。
上の写真では漢字でネームが入れられています。
既製品や一部のパターンオーダーでは服が出来上がっているため同じ様な場所に入れられなくて仕方なく裏地や内ポケットの辺りに入れていることが有ります。逆に言えば身返しにネームが入っていればお仕立ての服だということが分かります。
ネームを入れる為に、先ず前身と身返しを裁ち合わせします。
身返しに前身の大体の位置をトレースしておきます。
最後にネームの位置をしっかりとチャコで印してこの状態のパーツをネーム屋さんに持っていきます。
お客様の好みに合わせてローマ字や漢字でネームを入れていきます。
上着を製作していく上で一番初めに行なう作業になります。
ここから上着のお仕立てが始まっていきます。
ネームについては以上になります。

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